命はどうやって誕生したのか、今でもその答えは見つからずに研究されています。

 

今回は、そんな謎多き「猿人から原人・旧人・新人まで」の進化過程・それぞれの特徴など詳しく解説していきたいと思います。

 

猿人から新人までの進化過程

 

今回、ここでは進化についてまとめていきたいと思います。

 

つまり原始的生命から進化して今の人が在るところまで。

 

人の祖先は猿、猿人からはじまったとされ、猿人から原人、そして旧人、新人と進化していくのですが、ここからはそれぞれについてもう少し掘り下げてみていきましょう。

 

①猿人

(猿人「パラントロプス」 出典:Wikipedia

 

 

猿人は今から600万年前から約130万年前まで生息していたと考えられる、猿により近い姿をしていた人類の初と言われています。

 

最初に出現したのはアフリカ大陸で、今の人間の脳と比べると非常に小さく、人類というよりは猿に近いものでした。

 

猿人とは、サヘラントロプス属オロリン属アルディピテクス属アウストラロピテクス属パラントロプス属ケニアントロプス属、これら6属のことを指します。

 

②原人

(ジャワ原人の頭蓋骨の復元 出典:Wikipedia

 

 

原人あたりになると次第に馴染みがでてきます。

 

原人とはホモ属に属する化石人類を示す俗称です。ホモ属とはヒト属とも言われ哺乳類霊長目ヒト科に属するひとつです。

 

原人として有名なところでは、ジャワ原人・北京原人・フロレス原人などがあげられます。

※原人の定義が曖昧であることから、ヘイデルベルク原人は旧人であるという説もあります

 

原人になると猿よりさらに人に姿が似ており、体は大きくなり、知恵が生まれ、また全身を覆うような体毛も薄れ、素肌の露出が増えます。

 

そのため、裸体ではなく腰巻などで体の一部を覆う、隠すなどの傾向がでてきます。

 

③旧人

(右:旧人の頭蓋骨 左:現代人の頭蓋骨 出典:Wikipedia

 

 

旧人とは、今から50万年前頃に存在していた人類の祖先を指します。

 

旧人になると今の人とかなり似ている姿になります。

 

旧人の生きていた時代に対しての見解については意見がわかれており、今から80万年前から50万年前とする考えも出ています。

 

定説では今から約60万年前から3万年前までアフリカとユーラシアにいた人類の総称とされています。

 

旧人を境に変わっていくことは、猿人から始まり旧人までは脳が拡大していたのに対し、この旧人を最後に以降の進化では脳が縮小されていくことです。

 

④新人

(ホモ・サピエンス 出典:Wikipedia

 

 

新人とは、ホモ・サピエンスの俗称をいいます。

 

ホモ・サピエンスとは絶滅したネアンデルタール人など旧人も含んでいます。

 

ホモとはラテン語で人、ホモ・サピエンスとはラテン語で賢い人間を意味します。

 

またホモ・サピエンスは現在も残っているヒト属唯一の種でもあります。

 

つまり、現代に生きる人間にほぼほぼ近い姿をしています。

 

新人が登場した20万年前くらいは、旧人も残っていたため、急な入れ替わりではなく徐々に旧人が減り新人と入れ替わっていったと考えられます。

 

新人の代表的なのがクロマニョン人です。クロマニョン人は旧石器時代後期、ヨーロッパや北アフリカに生存していました。

 

猿人から新人までの生活の特徴

(猿人の暮らし 出典:Wikipedia

 

 

猿人は、猿より人に近い知能やコミュニケーション力があるために進化していったため、昨今の人間が作り出すような文明の利器に繋がったと考えられています。

 

それでは、どんな生活の特徴があり、どのように発展の進化をしていったのでしょうか。

 

①猿人から原人

猿人と言われる今から600万年前、すでに二足歩行が可能となっていました。

 

2本で歩くことが可能であったため、両手が自由になります。

 

石や木などを道具として使い、掘ったり叩いたり何かを捕獲したりが可能だったと考えられます。

 

背格好がまだ猿に近かったため、主食などは動物の肉より木の実などであった可能性もあります。

 

そして、原人になると火を使うことが可能なっていきます。

 

②原人から旧人

道具を使い火を使うことができるようになった原人は、狩の幅も広がり食事などの方法も変わってきたと考えられます。

 

旧人といえば、先ほどの説明にもあったようにネアンデルタール人が挙げられま。

 

ネアンデルタール人の生活文化を知れば旧人の生活の特徴が伺えるのではないでしょうか。

 

ネアンデルタール人は洞窟で暮らし、死者には花を手向けていたらしいとされています。

 

その証拠として洞窟の調査などで花粉が発見されたという報告もあります。また、埋葬という行為はこの頃からはじまったとされています。

 

さらにこの頃になると、石を尖らせ狩用の道具や獲物を解体する道具なども作りはじめ使っていたとされています。

 

③旧人から新人

旧人と新人の明確な境目はなく、次第に旧人が減り新人へと入れ替わっていったと考えられるため、生活の特徴としても大きく変わることはなかったとされています。

 

ただ石を磨く・尖らせるなどの技術の発展からもう少し精密度のある服のようなものを身に着けていた可能性があります。

 

もっと掘り下げると、クロマニョン人の生活を知れば新人がどのような特徴ある生活をしていたかが伺えるかと思います。

 

クロマニョン人は狩を主とした集団生活を行い、農作物を育てるという知識まではなかったようです。捕獲が主流であったため、マンモスなどの生き物が減少したのでは?という説もあるほどです。

 

旧人から突出して進化したことといえば、狩で得た骨などを使い壁画を描いたことです。

 

「進化論」「創造論」も一緒に覚えておこう!

 

今の人類はどうやって誕生し進化していったのか、それに関してもいまだに論議は続いており、その結論には至っていません。

 

そんな議題には進化論創造論という2つの考え方が存在します。

 

ここからは、この2つの考え方にについて解説していきたいと思います。

 

①進化論

進化論とは、上記で説明したような生き物が進化していくことを提唱している考え方のことです。

 

生き物の生命の始まりは単純な原始生物であり、そこから進化を成し遂げていくというものです。

 

進化していく過程はものすごい長い時間をかけ、今現在の人間であったりほかの生き物であったりを指します。

 

現在では遺伝子による進化、また突然変異による進化なども論じられています。

 

②創造論 

創造論とは生命などの起源は創造主なる神によって造られたとする、旧約聖書の創世記に書かれてある考え方を指します。

 

教典に創世記を含む宗教(ユダヤ・イスラム・キリスト)がこちらの創造論を推しています。

 

国がそれらの宗教国である場合、教育の場においても創造論を教え進化論について教えないこともあるため、互いの考えを尊重しあうことが大事です。

 

創世記の中で、神は自分の姿に似せ塵から人を造ったとあります。

 

③論争の結論 

先にも記述しましたが、進化論・創造論ともにどちらが正しいのかという結論には至っておりません

 

どちらも平行線状態ですが、一部創造論を推す宗教からは進化論の一部を受け入れるような動きがあります。

 

カトリック教皇パウロ二世は、肉体の進化論は認めていますが人の魂は神に創造されたものと仰った経緯があります。

 

この、進化論・創造論の議論はまだまだ続きそうです。

 

まとめ 

 今から600万年前頃、猿人が現れたのが人類初とされている。

 50万年前くらいから出現する旧人あたりから徐々に今の人類に近づいてきている。

 猿人から新人までほぼ総じて狩が主流で、火を使えるようになったのは原人からである。

 人類を語るには、進化論と創造論の二種論が存在する。




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